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重症化してしまった歯周病の治療方法

歯周病への外科治療

進行した歯周病の外科治療として、フラップ手術(歯周外科)という方法がとられます。
フラップ手術とは、歯茎の一部を切開して、歯根の部分を露出させ、目視で歯石を徹底的に除去する、という方法です。
切開し、歯石除去が終了したら、傷口を縫合、可能止めや痛み止めの薬を服用し、およそ7~10日後に抜糸をして完了となります。
手術後3~4か月経過し、歯周ポケットの深さが正常に戻っていれば、通常の、定期健診時の歯石除去といった治療に移行します。
歯槽骨の組織破壊が進行している場合は、フラップ手術で切開した際に、欠損している歯槽骨に歯周組織再生剤を塗布する治療を並行して行うこともあります。
歯周組織再生剤は破壊された歯周組織の周辺の細胞を増やし、血管を再生します。
血管から細胞へ栄養を送る機能が復活することで、歯槽骨の組織を再生することが期待できるのです。

外科治療の注意点

フラップ手術は通常の外科手術と同様、麻酔、切開、縫合を行う治療方法です。
切開し、縫合した傷口は化膿しやすくなっていますので、清潔にしておく必要があります。
抜糸するまでの間は、舌があたって気になると思いますが、手術部位にはできるだけ触らないように心がけましょう。
ブラッシングすることも控え、歯間ブラシ、デンタルフロスは使用しないようにします。
口腔内を清潔に保つための方法を、歯科助手の方などが指導してくれますので、指示に従い、刺激しないよう心がけましょう。
また、抗生物質や痛み止めを服用しますので、飲酒、喫煙も控えるようにする必要があります。
血液の循環を促進あるいは抑制する作用がある物ですので、傷口の自然治癒を妨げてしまうことにもつながります。


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